池袋の暴走事故のその後・通常逮捕もされないがガサ入れは?!
池袋の暴走事故とは4月19日の昼過ぎに乗用車が暴走して男女12名が死傷した事故。
運転手がブレーキを踏んだ痕跡はなく、車が縁石に乗り上げたのをキッカケに信号を無視して暴走している。
この痛ましい事故で死亡した松永さん母娘の2人を始め、運転手を含む40~90代の男女10人が重軽傷を負った。
松永さん親子には深く哀悼の意を表すとともに、被害者である8名様には一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
運転していた元通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(87)は、任意出頭後も未だ逮捕されておらず、ネットやTVのワイドショーなどで様々な疑問の声が上がっています。
マサミも腹に落ちない点があり、この事故を風化させてはならないとの思いで池袋の暴走事故のその後を記事にしました。
もくじ
池袋暴走事故のその後1・ご遺族の夫の記者会見
池袋暴走、遺族の夫が語る「まるで『生き地獄』 今も仕事行けず」の動画をご覧ください。
出典:YouTubeより
真菜さんの夫(32)は17日の記者会見で、「交通事故は残酷。私は妻や娘とお別れの言葉も言えなかった」と述べた。また、献花や手紙などを寄せてくれた人たちへの感謝を伝えた上で、可能な限りの免許返納や若い技術者へ自動運転による事故防止の希望を託しておられます。
池袋暴走事故のその後2・免許返納
池袋の事故後、都内では免許の自主返納が急増しました。
5月5日からゴルデンウイーク後の一週間で免許の自主返納が約1600人に上り、事故直前の一週間より約600人も増えました。
しかし、地方では「生活に不可欠」という理由で東京都のようには増えていない模様です。
加害者の飯塚元院長は任意出頭後も通常逮捕されず
5月18日、加害者の旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長が、任意の聴取に応じるため目白警察署に姿を見せた。
素顔をマスクとサングラスで隠し、帽子をかぶった姿からは表情は読めなかった。
飯塚元院長はタクシーを降りて2本の杖をつきながらヨチヨチ歩きで警察署へ。
途中「被害者の方へ」とマイクを向ける報道陣には「申し訳ございません」の一言のみ。
足取りはおぼつかず、わずか10センチ程度のなだらかなスロープも署員の手を借りなければ上がれないほど足腰が弱っていた。
TVを見ていたマサミと家族も「退院直後とはいえ、こんな人が自動車を運転するなんて考えられない!」という共通の認識を覚えました。
加害者は事情聴取で「つえを使って歩いていたが、座れば足がふらつくことはなく、運転に影響はなかった」との趣旨の話をしたらしいが、とてもそうとは見えないし、思えない。
近所の人の「車庫入れもスムーズにできない状態だった」という証言も出ている。
飯塚幸三元院長は「ブレーキをかけたが利かなかった。アクセルが戻らなかった」とも説明しているらしい。
事故を起こしたことは認めたが、運転ミスは完全否定している。
あくまでも、自分は悪くない、自動車の故障が原因だと言い張りたい様子です。
以前、プリウスのタクシー運転手が事故を起こして同じようなことを言っていたが、通産省工業技術院の元院長である飯塚幸三氏は何か知っているのだろうか?
飯塚元院長は運転免許を返納する意思なく、新車の購入も検討
また、捜査関係者によると、飯塚元院長は足を悪くして通院していたが運転免許を返納する考えは無かったという。
それどころか、4月中に新車の購入を検討していたという。
事情聴取で聞き取り、家宅捜査(ガサ入れ?)でも行ってパンフレット等で確認後の報道と思われる。
腹に落ちない点は出頭後の通常逮捕もされない
マサミが腹に落ちない点は通常逮捕もされない事です。
事故当日は加害者側も負傷していて現行犯逮捕ができなかった。
では、なぜ、任意で出頭した時に逮捕されなかったのかという点です。
いろいろ調べてみたら、逮捕して高齢者である加害者が健康を害すという懸念が有るとのこと。そして、証拠隠滅の恐れが無いことだという。
ところで、あなたは、こんな情報をご存知だろうか?
また、飯塚氏のTwitterとFacebookのアカウント、経産省の受勲ページが事故当日の内に削除され、自宅の電話番号を変更、Googleストリートビューの画像にもモザイクをかけるなどの迅速な対応が行われことから、前述の電話によって飯塚氏本人、もしくはその通話相手が保身と日常の記録の隠蔽を図ったのは明らかであり、およそ警察の『逃亡、証拠隠滅の恐れはない』という判断は的を外しているというのである。
出典:ニコニコ大百科(仮)より
マサミは、テレビの報道番組によって飯塚幸三元院長が事故直後、息子に「ブレーキをかけたが車が暴走した」という旨の電話を掛けたという事実を知っています。上記の「前述の電話」とはこのことだと思います。
もし、ニコニコ大百科(仮)による上記の情報が本当なら・・・なぜ、誰の手によって加害者のTwitterとFacebookのアカウントや経産省の受勲ページが事故当日に削除されたのか?また、自宅の電話番号を変更しただけでなく、Googleストリートビューの画像にもモザイクをかけるなどの対応が行われたのか?が問題になってしかるべきだと考えます。
ニコニコ大百科(仮)による上記の情報が本当なら、加害者側の悪質極まりない所作であり、およそ警察の「逃亡や証拠隠滅の恐れはない」という判断は的外れだと思える。
それでもなお、逮捕そのものは、被疑者の身柄を確保して、逃亡や罪証隠滅を防止し、供述を得るための「一つの手段」で、処罰の前提ではない。しかも「中途の手続の一つ」だというならば・・・「逮捕」によって「容疑が確定」するわけではないものの、「逮捕」されるだけで社会的な制裁を受けるのも事実である。
具体的には「逮捕」によってマスコミ全般から「容疑者」扱いになり、敬称や肩書を外される。
また、周囲の加害者を見る目も当然、変わってくる。
「上級国民」というスラングは好きではないが、いつまで飯塚幸三元院長は「忖度」され「特別扱い」されるのだろう。
何の罪もない将来性豊かな母娘が自分の身体を自在にコントロールもできない老人の暴走車に跳ね飛ばされるという痛ましい事故です。
こんなにひどい事故が二度と起きてはいけないし、風化させてはいけないとマサミは考えます。
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