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メダカの水槽掃除の頻度と具体的なやり方&水替えと掃除の手抜き法

 
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今日はメダカの水槽掃除についてです。

水槽の掃除は主にフンや餌の食べ残しの掃除、水替え、コケの除去の3つです。

メダ活じいさんは水槽内で伝染病が発生しない限り、メダカを水槽に入れたまま掃除しています。

屋外飼育の場合はコケはあまり気にせず、フンや餌の食べ残しの掃除と水替えを同時に行います。

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メダカの水槽掃除の頻度と水替えについて

メダカの水槽掃除の頻度と水替えは、メダカの数と餌や水の量、季節によって変化します。

ちなみにメダカの飼育には、成魚一匹当たり1リットル以上の水量が必要だと言われています。

フンや餌の食べ残しをこまめにスポイトやポンプで行う人なら、水の腐りやすい夏場でも1ヶ月に1回の掃除と水替えで大丈夫です。

 

小さな水槽のフンをこまめに掃除するにはスポイトが便利です。

 

屋外の大きな水槽のフンの掃除にはポンプを使用しています。

水換えの量は飼育水全量の1/3を目安に行います。

夏場の掃除と水替えの頻度

1,フンや餌の掃除をこまめに行う人は1ヶ月に1回程度

2,フンの掃除と水替えを一挙に行う人は半月に1回程度

春・秋の掃除と水替えの頻度

1,フンや餌の掃除をこまめに行う人は2ヶ月に1回程度

2,フンの掃除と水替えを一挙に行う人は1月に1回程度

 

いずれもメダカの餌の食べっぷりや、泳ぎ方などの体調の変化をよく観察して臨機応変に行います。

メダカの水槽のフンや餌の掃除と水替えを行う理由

フンや餌などの窒素を含む有機物質は、嫌気的細菌の働きによって不完全分解して腐敗します。

すると水中に低級脂肪酸やアンモニアが生じます。

アンモニアは猛毒で、少量でも発生するとメダカのストレスになります。

また、水中のアンモニア濃度が高くなって、メダカがアンモニア中毒にかかって取り返しのつかない事が起こりかねません。

 

アンモニアは猛毒ですが、実は水槽内のバクテリアが無毒化してくれています。

アンモニア→亜硝酸(毒性が弱い)→硝酸(無毒)

ただし、無毒の硝酸も濃度が高くなると飼育水が酸性化していきます。

そこで飼育水が極度に酸性化するのを防いだり、アンモニア濃度を下げるために水換えをしたり、アンモニアを発生させないためにフンや餌の掃除を行うのです。

水換えを1/3程度にして全替えしないのは、アンモニアを無毒化するバクテリアを水槽内に残しておく為です。

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メダカの水槽掃除と水替えを手抜きをする方法

実はメダカの水槽掃除や水替えを手抜きをする方法があります。

それは、メダカの飼育水に水草を入れるのです。

植物は窒素、リン酸、カリュウムを三要素として成長します。

ただし、水草は陸上の植物とは違い比較的カリュウムを必要としないようです。

ですからホテイアオイやマツモ、アナカリスなどの水草を水中に放り込むだけで、飼育水が腐る元の栄養を水草に固定化できるのです。

飼育水の栄養化による腐敗を防ぐ事ができれば、水槽掃除や水替えの手抜きをすることだってできるのです。

ただし、水草が枯れて腐敗すれば元も子もないので注意しましょう。

そして水草の量にもよりますが、掃除や水替えをしなくて良い訳ではありませんで、間違えないでください。

究極はメダカと下記に挙げる生物と植物が安定して生活できる生息空間、すなわちビオトープです。

水槽のコケの除去について

屋外飼育では気にしない水槽のコケも、室内のガラスケースなどでメダカを飼育する場合は目障りですよね。

コケを取り除く一番手っ取り早い方法は、スポンジでこすり取ります。

ブラシ状の道具も有りますし、水槽のガラス面をマグネットで挟んで水槽の外から掃除ができる道具も有ります。

また、ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ等のエビや、ヒメタニシやラムズホーン等の貝も手間をかけずにコケの掃除をしてくれます。

エビや貝の生物兵器は、メダカが食べ残して沈んだ餌の掃除もしてくれるので一石二鳥。

メダカと共生できますので安心して飼う事ができます。

そして、人工照明を含む日照時間を短くすることでコケの繁殖を抑制できます。

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まとめ

メダカの水槽の掃除は主にフンや餌の食べ残しの掃除、水替え、コケの除去の3つです。
フンなどの有機物の掃除にはスポイトやポンプを使い分けます。
コケはスポンジが手っ取り早く、エビや貝の生物兵器はメダカと共生できます。
また、水草を水中に放り込むだけで、飼育水の栄養を水草に固定化でき、水槽掃除と水替えを手抜きする事ができます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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