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メチレンブルーはメダカの水カビ病に良く効いた!白点病や尾ぐされ症には?

 
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屋外飼育のメダカの水槽の水温が上がらないためか、メダカのヒレに水カビ病が発生しました。

治療法が無いなら諦めますが、水カビ病でメダカを死なせてはかわいそうだと思い、大急ぎでメチレンブルー水溶液をホームセンターで購入して来ました。
(メダ活じいさんが魚の為に薬剤を購入したのは初めて。今までは塩浴のみでした)

メチレンブルーは鑑賞魚が病気に罹ったときの薬浴にも使いますが、メダカの卵がカビて腐るのを防いだり、有精卵と無精卵の識別や死んだ卵を見つけるにも便利な薬剤です。
(無精卵や死んだ卵は青色に染まります。有精卵は染まりません)

また、既に魚を飼っている水槽に新たに魚を加える際のトリートメント(殺菌・消毒)にも使用します。

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この記事は、次の事について書いています。

・メチレンブルーの値段や容量など
・メチレンブルーの使用量と簡単計量法
・遮光してはメチレンブルーの効果が出ない

便利に使えるメチレンブルーが、一本は手元にあっても良いと考えて購入しました。

 

メチレンブルー水溶液の値段や容量について

メダ活じいさんが購入したメチレンブルー水溶液は、20mlが1,680円とかなり立派な御値段です。

説明書には水カビ病、白点病、尾ぐされ症状の治療薬と書いてありましたが、商品棚にはダミーしか展示されていません。(光劣化防止の為だと思われます)

レジにてダミーと商品を交換してもらいました。

メチレンブルー水溶液

メチレンブルー水溶液

 

 

自宅に帰ってつぶさに眺めてみると、品名は「メチレンブルー水溶液」。

200ミリリットルで、飼育水1.5t用と書いてあります。 

60リットル水槽に1目盛り(10ミリリットル)が目安の様です。

また、ラベルには(1)本剤は観賞魚以外には使用しないこと。なお観賞魚であっても古代魚、大型ナマズ類、海水魚には使用しないこと・・・と書いてありました。
(なぜなのか理由は不明です)

メダカの薬浴に使うメチレンブルーの使用量

さっそくメダカを薬浴させるために水、1リットルに対して0.25ミリリットルをスポイドで添加しました。

しばらくして薬浴させたメダカを見てみると、尾ヒレに付いた白い水カビが青く染まっていました。

翌朝には尾ひれに侵食していた水カビが水底に剥がれ落ちていました。

メダカも元気です!

病に罹ったメダカだけを隔離して薬浴させるには使い勝手が悪い

メダカが水カビ病や白点病、尾ぐされ病などに罹った場合、たいていは発症したメダカだけを隔離して薬浴しますよね。

その場合はメダカ1匹に対して水1リットルとしても・・・メチレンブルーはごく、ごく微量です。

非常に使いにくいですね。

そこで・・・

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メチレンブルーの簡単で具体的な計量法

今回は急を要したので0.25ミリリットルを手持ちのスポイドで大まかに計って、1リットルの水に添加しました。

ちなみに、メチレンブルーの成体に対する毒性は低いために入れ過ぎても問題ありません。

また、少量でも(無色になるまでは)効果があると言われています。

 

あまりに微量で使いにくいので、メダカ愛好家のみなさんは治療にメチレンブルーをどのように使っているか調べてみました。

すると、私と同じようにスポイドを使ったり、注射筒で正確に計量している人もいました。

一番簡単だと思ったのは、液体の1滴の量は約0.05ミリリットルだという情報でした。

0.25ミリリットルなら5滴ですね。

メチレンブルーの場合、仮に倍の濃度で使用しても魚は死なないと言う情報もあります。

ですから今後は、1リットルの水にメチレンブルーを5滴たらし、後は見た目の色で判断しようと思いました。

メチレンブルーが白点病や尾ぐされ病に効果ないって本当?

それにしても、メチレンブルーは保存や扱いがむつかしい上に、

(メチレンブルーは)理論上白点病やおぐされ病に効果があるだけであって、実際は水カビ病以外ほとんど効果がありません。

https://www.aru-na.net/post-1806/2より

と書いてあったサイトを発見してしまいました!

ただし、このサイトには

そのため、必ずメチレンブルーを使用(薬浴)するときは水槽に覆いを被せるなど光が入らないようにします。

https://www.aru-na.net/post-1806/2より

と、誤った情報も書いてありました。
(このサイトの筆者は、メチレンブルーの青い色素そのものに殺菌効果があり、少しでも青い色を長持ちさせた方が効果があると誤解をしてみえたようです)

 

追記

2022/11/01現在、上記のサイトには前出の文言「メチレンブルーを使用(薬浴)するときは水槽に覆いを被せる・・・」が「メチレンブルーを保管するときは水槽に覆いを被せる・・・」と変更されています。

 

現在は訂正されているので、詳細は判りませんが、この方は白点病や尾ぐされ病を治療したときに水槽に覆いを被せてメチレンブルーを使用し、効果が芳しくなかったのではないでしょうか?

ですから、本当にメチレンブルーが白点病や尾ぐされ病に効かないかどうかは、今のところ白点病や尾ぐされ病にメチレンブルーを使用した経験の無いメダ活じいさんには分かりません。

でも、後述するように活性酸素には殺菌・消毒作用があるので、水に直接触れている白点病や尾され病にも効果があるとメダ活じいさんは考えます。

理由は、メチレンブルー水溶液のラベルに一番大きな字で白点病と書いてありますから。

メチレンブルーが効果を発揮する作用は・・・

正しいメチレンブルーの使用方法は

メチレンブルーに光があたることによって、「一重項酸素」という活性酸素が発生して殺菌消毒をするのです。

えっ!メチレンブルーの薬浴では光をあてないと効果がない?より

と書いてあるように、薬浴中には遮光してはメチレンブルーの殺菌消毒効果は出ないのです。

メチレンブルーの薬浴中に強すぎる光も禁物

ただし、メチレンブルーの薬浴中に強すぎる光も禁物です。

追記

後日、1リットルの透明容器にメチレンブルーを入れて薬浴中のメダカをうっかり夏場の直射日光に当てて星にしてしまいました。
詳しくは「メチレンブルーの薬浴中に強い光は厳禁!透明容器もご用心!」をご覧ください。

上記の記事のように光りが当たって効果の無くなったメチレンブルー溶液は透明になります。

ですから、メチレンブルーの保管中に光を当てるのは厳禁です。

メチレンブルーが購入できない場合の代替品

メダ活じいさんはホームセンターでメチレンブルー水溶液を購入できましたが、メチレンブルーは生産中止になっているようです。

メチレンブルーが購入できない場合の代替品には何があるのでしょうか?

メチレンブルーを主原料とする動物用医薬品にはメチレンブルー水溶液、グリーンF、ニューグリーンF、グリーンFリキッドなどがあります。

いずれの製品も使用方法を確認して用法・用量を守りましょう。

メチレンブルーより安くて取り扱いが簡単、薬効のあるものを発見!

ネットサーフィンでメチレンブルーの取り扱いを調べているうちに、メチレンブルーより安くて取り扱いが簡単、薬効のあるものを発見しました!

次回の記事をお楽しみに・・・。

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まとめ

屋外飼育のメダカの水槽の水温が上がらないためか、水カビ病が発生しました。

水カビ病でメダカを死なせてはかわいそうだと思い、大急ぎでメチレンブルー水溶液をホームセンターで購入して来ました。

水、1リットルに対して0.25ミリリットルをスポイドで添加、翌朝には尾ひれの水カビが剥がれ落ちていました。

メダカも元気です!

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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